靴磨きをしていると、うまくいかないときが出てきます。
特に、鏡面磨きでは
『なかなか光らない』
『ワックスが剥がれてしまう』
『ほんとに鏡面になるのか』
と不安感が強くなることもあります。
この記事では、靴磨きがうまくいかないときの対応について解説しています。
では、みていきましょう。
靴磨きでうまくいかないとき
今回は、茶色の靴を磨きました。
失敗したときの磨き方と成功したときの磨き方を紹介します。
使用したワックスは、Boot Blackです。
![](https://iikutsumigaki.com/wp/wp-content/uploads/2019/09/2019-08-31-14.03.53-2-1-768x1024.jpg)
ワックスを10回ほど塗り重ね、水で磨きました。
写真は、ワックスを10回塗った後になります。
比較的ムラなく塗れています。
また、メダリオンには極力塗るのを避けました。
ワックスが入ってしまうためです。
入ってしまった場合は、豚毛ブラシで取り除いておきましょう。
![](https://iikutsumigaki.com/wp/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-10-23.09.51-1024x768.jpg)
水で10回ほど磨いた後の写真です。
爪先以外の部分と比べるとわかる通り
光沢が出つつあります。
ここで止めてもいいのですが、もう少し光らせたかったので
継続して磨きました。
![](https://iikutsumigaki.com/wp/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-10-23.30.42-1024x768.jpg)
さらに、10回ほど水で磨いた後です。
上の写真と比べると、色合い、光沢が増しており
深みが出てきました。
20回程度磨くといい味になるようです。
参考にしてみてください。
![](https://iikutsumigaki.com/wp/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-10-23.41.26-1024x768.jpg)
失敗例と対応方法
先に結論を述べると
ワックスの状態が非常に大事でした。
下の写真のように、1週間乾燥させた後に
ヘラで全体をこねておきましょう。
ワックスの表面だけが乾燥しているためです。
そして、塗る量はごく少量で良く、全体に薄く塗るとGOODです。
以前までははっきり言って塗りすぎでした。
意識して塗るといいでしょう。
![](https://iikutsumigaki.com/wp/wp-content/uploads/2019/09/2019-09-11-19.15.30-1024x768.jpg)
続いて下の写真は、失敗例になります。
ご覧の通り、非常にムラが多いことがわかります。
上記のコツをせずに、表面のワックスを塗っていました。
塗り辛い上に、光沢も出にくいです。
![](https://iikutsumigaki.com/wp/wp-content/uploads/2019/09/2019-08-31-16.23.12-1024x768.jpg)
これでも若干光沢を出せましたが、場所によって光沢に差があります。
ぜひ、一度こねてから使用してみてください。
![](https://iikutsumigaki.com/wp/wp-content/uploads/2019/09/2019-08-31-16.00.25-1024x768.jpg)
最後に
靴磨きがうまくいかないときについて解説しました。
参考になったでしょうか。
失敗してもOKなので、気楽に磨きましょう。
『ここがダメかな?』
と見当を付けながらすると、うまくいきます!
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