歩くことは健康にいい?立ち方・足・靴の大切さ

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なぜ歩くといいのか

歩くことは健康に良いとされています。

具体的にどう良くなるのでしょうか。

主に3つあります。

痩せる

病気の予防になる

体調が良くなる

なんだかいいことばかりで、疑いたくもなります。


では、なぜ上記のような効果をもたらすのでしょうか。

1つ目の痩せるですが

歩くときに使う筋肉は主に4つあります。

お尻、ふくらはぎ、ハムストリング(太ももの裏側)そして背骨を支える筋肉です。

筋肉には速筋遅筋があります。

お尻やふくらはぎには遅筋の割合が多いです。

これらがエネルギーとするのは、“”と“脂肪”です。

そのため、脂肪を燃焼させ、痩せることができます。

また、遅筋は疲れにくい筋肉のため、正しく歩いていれば

長時間歩け、さらに脂肪を燃焼させられます。


2つ目の病気の予防になるですが

うつ病認知症予防に効果があると言われています。

うつ病は脳内のセロトニンノルアドレナリンの不足によるものです。

治療には、上記を補う薬が投与されます。

しかし、ただ薬を飲み続けるだけで、薬漬けになってしまう人も珍しくないそうです。

これらの物質は、歩くことで増えるのがわかっています。

そのため、少しの時間でもいいので歩くことが大事です。

認知症の予防にはとにかく頭を使い、加えて歩くことが重要です。

これは頻繁に耳にするかと思います。

認知症の発症は、まず認知症予備軍の状態から始まります。

認知症予備軍において、アミロイドβという物質が脳内に溜まっていくときに関わるタンパク質の種類を調べることで現在のリスクを評価します。

この時点で適切に対処できれば認知症になることはありません。

対処方法は2つあり、そのうちの1つが歩くことです。

上述の通り、計算しながら歩くことでアミロイドβが脳内から消えることがわかっています。

うつ病も認知症も歩くことで快方に向かいます。


最後の体調が良くなるですが

歩くときは足の指を使います。

後述しますが、足指を動かすことで血行が良くなります。

それに伴い、全身の不調が改善します。


ここまで、歩くことがなぜいいのかとその理由について述べました。

では、正しく歩くためにはどうすればいいのでしょうか。

それは立つことです。

歩き方については以下で記事にしていますので、合わせてお読みいただければと思います。


まずは立ち方から

歩く上で大切なのは立ち方です。

理想的な立ち方は

・顎を引き

・胸を反らさず

・背筋を伸ばす


です。

悪い姿勢というのは、猫背反り腰です。

この原因は一体なんでしょうか。

筋肉量の減少もその1つですが、根本は足指にあります。



元を辿ると足指に行き着く

立ち方を決めるのは足指です。

生まれたばかりの赤子の足指はやや外側に広がっています

これが正しい状態であり、

人間は足指を使うことで、正しい姿勢を保てています

足が広がっていることで、接地面積が大きくなり

しっかり踏ん張ることができます。

特に小指は重要であり、これが弱まると足の変形が進みます。

例えば、O脚がそれにあたり、小指が外に開く力を支えきれず

徐々に足が開いていってしまいます。

猫背は、足指が浮くことで引き起こされます。

重心が踵寄りになり、その姿勢を保とうとして猫背になってしまいます。

また、反り腰は体型により引き起こされ、猫背同様に重心が踵寄りになります。


また、足指を使うことのメリットとして

姿勢の安定血行促進があります。

前者は上述の通り、足指を広げることで安定します。

さらにこれは歩行時の助けにもなります。

歩行時のあおり運動は、最終的に足指が体重を支え、

蹴り出すことで前へ進みます。

そのため、足指が使えないと歩くのも大変ということになります。

後者は、足は心臓から流れ出た血液を循環させるために非常にパワーを使います。

足指を使うことで、その血管が活発になり血液の循環が良くなります。


ここまで、立ち姿勢の維持には足指が大切であることを述べました。

では、足指を健康な状態で維持するにはどうすればいいでしょうか。

その鍵は毎日履く靴にあります。



足に合う靴の大切さ

足に合う靴を履かなければ

足指は変形し、姿勢が崩れてしまいます。

そして、立ち方は悪くなり、歩行に支障をきたします。

例えば、足に対して靴が大きい場合

歩行の度に足は前後左右に動きますね。

足指は靴がずれるのを防ごうと無駄に力を入れます。

これにより、足指はくの字になってしまいます。

逆に、足に対して小さすぎる場合

履いている時点でくの字になってしまいます。

さらに、親指や小指に圧力が生じ、内反小趾や外反母趾の原因となります。

ここで、1つ疑問が。

足に合っているのであれば、足指が動かせないのではないか

と思いませんか。

その通りです。

本来、靴を履かずに裸足でいることが足指にとって好都合です。

しかし、現代社会は靴を履くことがマナーとなっています。

そこで、靴を履くことになるわけですが

靴には足指がキツキツにならないよう工夫が施されています。

それは靴の爪先です。“ころし”と呼ばれます。

足幅に合った靴であれば、指先はころしの手前で収まり

窮屈せず履くことができます。

なので、足の長さ、幅に合う靴を履くことが大切です。



歩くのを楽しもう

歩くことのメリットについては最初に述べた通りです。

何か辛いことや悩みがあるときに歩きたくなることがあると思います。

私も恋人との接し方で悩んでいた時に歩くことが頻繁にありました。

気がつくと2、3時間歩いているものです。

そのあとはなんとなくスッキリした気分になりました。

ですが、できれば友人や恋人、家族と笑いながら話す方がいいですよね。

また、ひとりで黙々と歩くのも楽しみ方の1つです。

そのためにも、まずは足に合う靴選びから始めてみませんか。



最後に

歩き、立ち方、足、靴との関係について順々に述べました。

いかがだったでしょうか。

もともと正常だった足をいつの間にか崩してしまっているのが現代人の足です。

文明が進歩した結果とも言えます。

道具は正しく使ってこそ本来の力を発揮します。

歩くためにも、靴選びからです。

さらに、足について知っておくとよりいいでしょう。



参考

・著者:今井一彰 「足腰が20歳若返る 足指のばし」

・著者:今倉章 「靴が人を不健康にする」

・著者:田中尚喜 「正しく歩いて、不調を治す」

・著者:長尾和宏 「病気の9割は歩くだけで治る!」

足と血流


血流の仕組み

人間の血液は、心臓から流れ出ます。

ご存知の通り、一番太い血管を大動脈と言います。

直径20~30 mmあるそうです。

大動脈は心臓から送り出した血液が最初に通る部分で

上に送り出す方を上行大動脈、下に送り出す方を下行大動脈と言います。

そして、全身に張り巡らされた毛細血管により血液は循環していきます。

この毛細血管は、直径が約5 μm~20μmです。

最後に静脈を通って再び心臓へ戻ります。

仮に人体を構成する毛細血管を全て繋ぐと、約10万kmになります。

これを20秒程度で循環させるそうです。

速さにすると秒速5000 kmです。

いい例えが見つからなかったのですが、超新星爆発の衝撃波並みらしいです。

恐ろしいほどの速度で身体中を巡っていることになります。



足は血流が悪くなりやすい

足は心臓から見て下方にあります。

血液を循環させるためには重力に逆らう必要があり、非常にパワーを使います。

しかし、足は靴を履いているので手に比べて血行が悪くなります。

もともと流れにくいというのに、さらに悪くしているということです。

足の血行不良により、体調が悪くなったりします。

さらに、これは血液中に血栓をつくり、それが血流で脳で詰まると脳梗塞になります。

このことから、足の血流を善くすることは健康上、非常に重要と言えます。



靴選び
は健康選び

足の血流は健康と密接な関係にあるでしょう。

このことから現代において、足に負担を掛けない靴選びは

健康を選んでいるとも言えます。

ただし、負担をかけない靴とは、脱ぎ履きのし易い幅広の靴ではありません。

自分の足にフィットした、歩いていて気持ちいい靴です。



最後に

足と血流の関係について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

血流の速さには驚きました。

人間の体はすごいです。

また、足の血流の重要性がご理解いただけたと思います。

合う靴を履くようになったら、体調が良くなったという話は聞きますが

実はこれが原因かもしれませんね。

靴の履き方


靴の履き方を知っていますか

靴を履くときの順番は以下の通りです。

1.靴紐を解きます。

2.足を斜め上にして、踵を靴に合わせて履きます。
  その際は靴ベラを利用します。

3.2の状態のまま靴紐をしっかり結びます。


正しく履けているでしょうか。

よくやりがちなのは、爪先をトントンしたり踵を踏みながら履くことでしょう。

なぜ良くないのか。

まず、前者について。

足に合った靴を履いている場合、足は固定されています。

このとき、靴の爪先には“ころし”と呼ばれる空間があり、足はその空間にまで及びません。

“ころし”は靴の形状から伺える通り、爪先が細くなっている部分です。

足がそこへ移動すると非常に圧迫されてしまいます。

靴をトントンさせることで、わざわざ狭いところへ足を移動させていることになります。

後者については、言うまでもありません。

靴の踵は足を支える生命線です。

踏むのは止めましょう。



靴に履かれているのはNG

日本のように靴を頻繁に脱ぎ履きする文化では

楽に履ける靴が好まれるのは仕方ないかもしれません。

しかし、それは靴を履いているのではなく、靴に履かれている状態です。

靴が大きすぎて靴の中で足が移動してしまうのは、靴に遊ばれていると言えるでしょう。

ファッション性やデザイン性を優先して靴を履いてしまわないよう注意が必要です。



履き方と選び方はセットで

履き方を知るだけでは不十分と言えます。

靴の選び方と密接な関係があります。

先ほどの“ころし”もそうですが、選ぶ際のポイントはいくつかあります。

以下の記事で取り上げているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。



最後に

靴の履き方について紹介しました。

いかがだったでしょうか。

幼い頃に知らず知らずのうちにやっていたことが

実は足に悪影響を及ぼしていたとは思いもしませんね。

また、教える側の知識も重要になります。

次は別の誰かに伝えていきたいですね。

足のトラブルはすぐに対処しよう


人ごとだと思わない

健康に気を遣っている人が多い現代において

特に足にまでそれが及んでいる人はどれほどいるでしょうか。

最近は人生100年時代をどう生きるかについての

ニュース記事や書籍を頻繁に見かけるようになりました。

また、老後の蓄えがどれくらい必要なのかで物議を醸してもいますね。

一方で、自分の足が何歳まで歩けるのか、100歳まで歩くためには

どうしたらいいかについてはあまり触れられていない気がします。

仮に100年生きるだけの経済的余裕があったとしても

100年自由に歩けない生活でいいでしょうか。

多くの人はそれを望まないでしょう。

自分の足を気に掛ける、状態を知るという意識が必要です。



長期化してしまう前に

足の病気はすぐに影響がでないことが多いです。

多少痛いけれど、慣れてしまって気にしなくなった。

ということが自分の経験からもあります。

足の異常を目視で発見できる病気なら、すぐに病院を訪問できるでしょう。

しかし、骨格の歪みやアーチの崩れはなかなか気づけません。

これらが原因で体に異常をきたすのは

筋肉や骨が衰え始める高齢者になった時でしょう。

なぜ高齢者が病院に通うのか頷けますね。

そのため、1つ前の見出しでも述べたとおり

足を知ることが重要になります。


下の記事で老後について書いています。

併せてお読みいただければと思います。

社会構造にも問題あり

日本では、タコやウオノメができれば皮膚科を訪れるのではないでしょうか。

削ったり、化膿しないように塗り薬を処方してもらうと思います。

一見正しいように見えますが、多くの場合根本的な解決ではないように思えます。

この場合、足のある部分に強い圧力がかかったことが原因です。

ということは同じように過ごしていたら、再びタコやウオノメができます。

これではいつまで経っても病院通いです。

患者にとって非常に負担でしょう。

最近では、足専門のクリニックが都内にできています。

これから足への関心が広まれば、数も増えていきそうですね。



最後に

足のトラブルはすぐに対処すべきである理由を説明してきました。

今どうすればいいかと言えば、足への関心を持つことです。

対処は早め早めが1番です。

水虫と靴


水虫の原因

水虫の原因は、だと言われます。

靴を履くことで水虫を繁殖させています。

水虫はカビの一種で、白癬菌と呼ばれます。

この白癬菌はありふれていて、感染力は弱いです。

しかし、現代人は靴を履いたことで、裸足で暮らしていた頃に比べて

足の裏が非常に綺麗です。

そのため、足にはほとんど菌がなく、白癬菌が付着した状態で

靴を履き続けると異常繁殖します。

一方で、他の菌が多く存在することでそれらと戦ってくれるため

繁殖することはないそうです。

綺麗すぎるのも良くないということになります。



靴との関係

なぜ靴を履くと水虫が異常繁殖するのでしょうか。

白癬菌は、高温多湿の環境を非常に好みます。

つまり、靴の中は絶好の環境になります。

冬場はそうでもありませんが、梅雨や夏場はすぐに靴が蒸れますよね。

また、足を覆わない時間が短いせいもあり、日本人の約4人に1人が水虫だそうです。

白癬菌は、バスマットや床を通じても感染するそうです。

発症していないだけで、多くの人はすでに白癬菌保持者でしょう。

できれば発症させないようにしたいです。



対策

では、どうすれば水虫を発症しないで済むでしょうか。

現代において靴を履かないで過ごすのは少し無理があります。

となると、少しでも靴を履かない時間をつくるのがいいでしょう。

手に水虫がほとんどできないのは、自然と乾燥されるからです。

足は靴下と靴を履き続けていますよね。

乾燥されるタイミングがありません。

しっかり乾燥させましょう。

また、習慣にないかもしれませんが足を洗うのも効果的です。

その際は、指の間も念入りに洗いましょう。



最後に

水虫の原因と靴の関係について、紹介しました。

いかがだったでしょうか。

感染者の割合で考えれば、日本人のほとんどが該当するかもしれません。

ここまでくると国民病ですね。

幸いなことに重症化しなければ市販の塗り薬で対処できるそうです。

ですが、爪まで感染することもあり、その場合は病院で見てもらう方がいいでしょう。

あなたの足は大丈夫でしょうか。

確認してみてはいかがですか。