下手な靴磨きの例【初心者向け】

靴磨きをすると、はじめは上手くできないこともあります。

特に、鏡面磨きはやや難し目な気がします。

ただ、ここでやめてしまうのは勿体無いです。

この記事では、鏡面磨きの下手な例を紹介しています

これで

みんな失敗してるんだ

最初は下手なんだ

もう少し頑張ろう

と知っていただけたらと思います。

紹介するのは鏡面磨きを始めたばかりの頃で

まあまあ酷いですが、参考になれば嬉しいです。

では、みていきましょう。

下手な靴磨きの例

下手な例を1つずつ解説します。

1.ワックスのつける量が多い

2.水の量が多い

3.磨く回数が少ない

1.ワックスのつける量が多い

1つ目は、“ワックスをつける量が多い”です。

下の写真は、5回ワックスをつけています。

上手くできているようにも見えますが、

そんことなく、表面が凸凹しています。

鏡面磨きは、ワックスと水で徐々に革の表面が滑らかになっていきます。

しかし、ワックスをつけ過ぎると均一に広がらず

綺麗な鏡面をつくれません。

1回のワックスをとる量は、サッと一撫でするくらいでOKです。


もう一つダメな例を紹介。

下の写真は、ワックスを塗った直後です。

これはかなり塗りすぎです。

似たような感じになっていたら、量を少なくしましょう。

また、この状態で磨いても鏡面になりにくく

ワックスがボロボロ落ちてきます。


上手くできてる例はこちら。

上の写真と違い、ワックスが全体に伸びています

この状態をつくれれば、指で擦るだけである程度光ります。

参考にしてみてください。

2.水の量が多い

2つ目は、“水の量が多い”です。

ワックスを塗った後は、水で磨きます。

しかし、水をつけ過ぎるとなかなか鏡面にならず

ワックスが落ちてしまう原因にもなります。

水を含ませる道具として、ハンドラップ(下画像)を使っています。

上部の銀色の受け皿を押すことで、少量の水が出てきます。

使う際は、1回押した分の水でOKです。

3.磨く回数が少ない

3つ目は、“磨く回数が少ない”です。

磨く回数が少ないと、なかなか鏡面になりません。

下の写真は、それぞれ

3回磨いた場合

10回磨いた場合

です。

3回目と10回目では、輝き方が違うのがわかると思います。

目安としては、10〜20回をみておきましょう。

3回磨いた場合
10回磨いた場合

継続すればできる

上述しましたが、やめてしまうのはかなり勿体無いです

私も上手くいかない度に、ワックスを落としては塗りを繰り返してきました。

どこで上手くいっていないかを考えて、

再チャレンジしていただければと思います。

この記事で紹介した下手な例は、躓きやすいところかなと思います。

参考になればとても嬉しいです。

最後に

下手な靴磨きの例を紹介しました。

いかがだったでしょうか。

最初は躓くもの、と思ってOKです。

ゆっくり進んでいきましょう。

関連記事

靴磨き まとめ【初心者向けに網羅してます】

靴磨きは練習で上手くなる【初心者向け】

靴磨きで変色してしまう例【詳しく紹介】