靴磨きの映画 ル・アーブルの靴みがき【ネタバレも含みます】

Shoes Polish

靴磨きの映画を見たことがあるでしょうか。

ル・アーブルの靴みがき

という映画では、主人公が靴磨きを生業としています。

靴磨きに興味があってみようと思っているけれど

あらすじはどんな感じなのか

内容をざっくり知りたい

結末まで知りたい

といった情報を求めていませんか。

この記事では、ル・アーブルの靴みがきについて解説しています。

この映画のテーマは、以下のとおり。

優しさ

夫婦

ですが、心が少し沈むような印象です。

しかし、見終わったあとはすっきりした気持ちになります。

記事の構成は

あらすじ

あらすじの補足

中盤〜結末

となっており、ネタバレを見たくない場合は途中で離脱をお願いします

では、あらすじから見ていきましょう。

靴磨きの映画 ル・アーブルの靴みがき

靴磨きの映画 ル・アーブルの靴みがき

あらすじ

舞台は、フランスのル・アーブル。

主人公のマルセルは、靴磨きを生業としており

奥さんと犬と暮らしている。

ある日、港を巡回中の警備員がコンテナの中から赤ん坊の声を聞く。

翌朝、コンテナの中を開けると、不法入国してきた難民が入っていた。

と同時に、一人の少年が脱走する。

マルセルが港で昼食を取っていると、脱走した少年が海から顔を出す。

しかし、そこへ警視が現れ、マルセルは職務質問されるが

誰もみていないと話し、その場を去る。

後日、マルセルは少年を目撃した場所へ

チーズサンドと水、少しのお金を置いていった。

家に戻ると、妻が部屋の隅でじっとしており、具合が悪そうに見えた。

“街中を探し回って疲れた”

と言う妻を病院へ送ると、医師からしばらく入院が必要だと告げられる。

妻は余命宣告されたことをマルセルに黙っておくよう

医師を口止めする。

以上、あらすじとなります。

映画のタイトルから、靴磨きがテーマなのかな?

と思いますが、靴磨きのシーンはほとんど前半だけで

また、靴磨きについて語られることもありません。

ここで、

期待していたのと違う

と思われた場合は、見るのを検討すべきです。

中盤〜結末

マルセルが家に戻ると、少年がお金を返しに家を訪れていた。

少年を匿うことにしたマルセルは、彼の目的を尋ねる。

少年はロンドンに行きたいと言うが、なぜ行きたいのかを知らなかった。

名字を聞き、難民キャンプで情報を仕入れ、難民収監所へ向かう。

そこで、少年の祖父と話し、ロンドンに彼の母親がいることを知る。

必ず母親のもとへ送ると約束し、その場をあとにする。

街へ戻るとパン屋の女主人から少年が消えたと聞かされる。

少年は駅で靴磨きしていたところを目撃され、警察に通報されるが

ベトナム人の助力でその場から逃げ出す。

マルセルの家に戻っていた少年は、マルセルと再会し

ロンドンに母親がいることを知らされる。

マルセルは、船乗りに密入国の話を取り付けるが

逃走費用として3000ユーロが必要だと言われる。

資金を捻出するため、アーティストであるボブの慈善コンサートを計画するが

奥さんと喧嘩中のボブが歌えないことを知る。

マルセルは喧嘩の仲裁役を引き受け、夫婦の中を取り持つことに成功する。

ライブも成功し、逃走費用を捻出できたところで

警視がマルセルの家を尋ねる。

部屋に匿っていた少年が発見されてしまうかもしれないと

ヒヤヒヤしていたが、警視から密入国のタイミングについてアドバイスをもらう。

警視の訪問後、すぐに警察がマルセルと関わり合いのある家に家宅捜索をするが

すでに、少年は港へ連れ出される。

あとは船に乗るだけ、というところで警視を含む警察官が現れる。

船倉の中にいる少年を見た警視は、扉を閉めて

後からきた警察官に、何もなかったと言って少年を見逃した。

無事、船は出航し、少年はロンドンへ旅立つ。

マルセルは、病院へ向かったが、部屋に妻の姿がなかった。

医師からは信じられないことが起きたと言われる。

そこには完治した妻の姿があった。

夫婦が家に戻ると、庭の桜が満開であった。

妻は、食事の支度をすると言って、準備を始める。

テーマは優しさと夫婦

上述のとおり、映画のテーマは

人々の優しさ

夫婦の仲の良さ

です。

1つずつ紹介します。

・人々の優しさ

見知らぬ少年に食糧や水を分け与えるだけでなく

彼の将来を気遣って、支援するマルセルの性格は

いささか人が良すぎるように感じます。

ですが、マルセルやその近所の人に留まらず、最後は警視までもが

少年を逃すことに協力します。

自分の立場に固執せず、誰かのために尽くす行為は

他人に影響を与えるようです。

・夫婦の仲の良さ

マルセルは、愛妻家です。

妻を病院へ運ぶ際は、肩を抱き寄せたり

お見舞いには必ず花を持っていったり

チョコレートで気を引いたりなどと

とにかく妻が大好きです

ラストの家に戻るシーンでは、仲睦まじく家に入っていきます。

非常に心暖まりますね。

印象的なシーン

個人的に印象に残ったシーンを、箇条書きで載せておきます。

・職業はたくさんある。最も人間らしいのは、羊飼いと靴磨きだ。

・友人として忠告する警視のシーン

・靴屋の前で靴磨きしていたところを、靴屋の店主に道具を蹴散らされる。
 →同じ靴屋なのに・・・と愚痴をこぼす

最後に


靴磨きの映画について紹介しました。

いかがだったでしょうか。

映画を観つつ、靴磨きするのがおすすめです。

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