靴磨きではクリーナーを使うときなどに布(クロス)を使います。
ですが、始めて間もない初心者の方だと
『特別な布じゃないといけないのか』
『何枚も必要なのか』
『おすすめはあるのか』
と疑問が多くあると思います。
この記事では、私が靴磨きで使ってきた布を参考にしつつ
初心者の方向けにおすすめを紹介します。
結論から述べると、綿製で数枚あると便利です。
1枚だとちょっと不安なので数枚あると良いですね。
では、紹介していきます。
靴磨きで使う布を詳しく解説
1.ネル布
1つ目は、ネル布です。
綿ネルと呼ばれたりもします。
クリーナーの塗布、鏡面磨きどの場面でも使えます。
複数枚セットで販売されていることがありますが
2〜3枚は使うことが多いので
あまり気にしなくて大丈夫です。
2.REGAL お手入れ用クロス
2つ目は、REGAL お手入れ用クロスです。
綿製で、クリーナーの塗布やクリームの拭き取りに使えます。
私が靴磨きを始めたときはこれを2枚使っていました。
鏡面磨きには少し使い辛かった印象です。
というのも毛羽たちやすいからです。
とはいえ、初心者の方におすすめできるアイテムです。
値段は、¥300(税抜き)です。
3.M.モゥブレィ ポリッシングコットン
3つ目は、M.モゥブレィ ポリッシングコットンです。
主に鏡面磨きで用います。
書籍でも紹介されており、ソフトな仕上がりになっています。
値段がやや高く、¥600ほどですが
鏡面磨きに挑戦しようという方であれば
検討してみてもいいと思います。
靴下とかでもOK
ここまで布やクロスを紹介しましたが
実は柔らかい素材で、靴が痛まなければOKです。
例えば
・使わなくなった靴下
・タオル
・Yシャツ
などでも代用できます。
私は始めた当初、学生時代に履いていた
野球ソックスを使っていました。
生地が柔らかく吸水性があり、使いやすかったです。
はじめは使わない布から始めて全然OKですよ。
数枚あると安心です
最初にも述べましたが、数枚あると靴磨きしやすいです。
主な出番としては以下のとおりです。
・クリーナー塗布用
・クリーム拭き取り用
・鏡面磨き用
はじめは鏡面磨きまでしなくても大丈夫なので
最低2枚あればOKです。
上述の代用品で揃えるのもアリですね。
靴磨きで使う布の巻き方
1.布をカットする
靴磨きで使う布の寸法は
幅:7~8 cm
長さ:30~50 cm
です。
お好みでサイズは上下してもOKですが
短すぎると布が緩んでしまいますし、長すぎると余った布が邪魔になります。
ちょうどいいところを見つけておきましょう。
市販の布は、サイズがまちまちなのでカットしていきます。
今回は、幅:7 cm × 長さ:30 cmです。
カットした布です。
綺麗に切らなくてもOKです。
2.指に掛ける
巻いていきます。
はじめに、人差し指と中指に布を掛けます。
この時、写真のように後ろ側に布を少し残します。
4 cmもあればOKです。
3.挟んで1周ねじる
先ほど指に掛けた布を指に挟むように持ちます。
そして、挟んだ状態で時計回りにねじります。
写真のようになっていればOKです。
4.正面に戻る
1周させて正面に戻ります。
この時点で余ってる布を引っ張っても解けないと思います。
もしここで緩いようであれば、やり直した方がいいかもです。
ねじり方が甘かった可能性があります。
5.余った布を一周させる
余った布をそのままもう一周させます。
すると、写真のようになると思います。
しっかり固定できたのではないでしょうか。
6.完成
余った布は掌で握ります。
これで完成です。
クリーナーの塗布、ワックス磨きでお使いください。
なんとなく巻くでもOK
ここまで布の巻き方について解説しました。
とは言え、なんとなく巻いて磨いてもOKです。
なぜかと言うと、それでも磨けるからです。
私が靴磨きを始めた頃は、手に固定するように持っていただけでした。
ですが、上記の巻き方だと解けることが珍しいので
これから始める方であれば、ぜひ覚えておくと便利です。
最後に
靴磨きの布について、初心者の方向けに紹介しました。
参考になったでしょうか。
まずは、柔らかめの布を準備してみましょう。